もろみ酢とは

もろみ酢とは、焼酎や泡盛などのもろみを原料とする天然醸造酢のこと。原料となるもろみに麹菌を加え、その後酵母で発酵させてアルコール分を取り除いたら「もろみ酢」が完成する。そしてもろみ酢はその製造過程ゆえにクエン酸やアミノ酸を豊富に含むのが特徴である。 普通の酢は、酢酸が主成分なので酸味がきついのだが、もろみ酢はクエン酸が主とするため刺激が少なく、もろみ酢単品で飲む際にもすっきりとしたのどごしである。もろみ酢は飲みやすさ以外に、このクエン酸自身の様々な効果によって体に良い影響を与えることから、美容や健康のために飲む事もある。皆様もクエン酸ダイエットという言葉を聞いたことがあるかもしれないが、このクエン酸ダイエットともろみ酢ダイエットはほぼ同義と考えていただいて差し支えない。

もろみ酢のダイエット成分、クエン酸の効果

もろみ酢の主成分クエン酸はダイエットや健康増進に有効だ。クエン酸(≒もろみ酢)には代謝促進効果があり肌を若い状態に保つのに役立つ。 『クエン酸回路』という言葉を生物の授業で習った人ならわかるかもしれないが、クエン酸回路はATP(簡単に言うとエネルギー)を作りだす場だ。それ以外にクエン酸回路がうまく機能しないと疲労物質である乳酸が筋肉などに蓄積してしまうことになる。それによって新陳代謝が阻害され結果的に身体がだるくなったり、疲労が抜けにくくなったり、最悪の場合肥満の原因になったりする。だが逆にもろみ酢を飲んで新陳代謝を上げ、蓄積された血中コレステロールや脂肪、乳酸を分解できれば疲れにくい体質になるし、ダイエット効果も期待できるのである。まとめると、もろみ酢を飲むことでクエン酸回路が活発になり、疲れにくい体と美肌効果、そしてダイエット効果が得られるということだ。

もろみ酢のもう一つの成分、アミノ酸

もろみ酢に含まれるアミノ酸は、身体の筋肉や臓器を構成する成分で、神経伝達物質やホルモンなどの構成要素でもある。アミノ酸もまたダイエット促進効果、脂肪燃焼効果をもつ。 もろみ酢に含まれるアミノ酸はリパーゼという脂肪燃焼酵素の働きを活発にし、内臓脂肪を血液中に排出させるのを促進させることができる。さらにもろみ酢の他の成分にも脂肪燃焼を助けるものがたくさんある。ヒスチジン、リジン、プロリン、アラニン、アルギニンなどだ。これらもろみ酢に豊富に含まれる成分はアミノ酸、クエン酸との相乗効果により体内の脂肪分解を促進する。つまり単品のサプリメントでアミノ酸やクエン酸を摂取するより、もろみ酢を飲んだ方が効果的なのだ。ちなみに、前述したもろみ酢に含まれているアルギニンはアミノ酸の一種なのだが、体内で成長ホルモンの合成に関与し、滋養強壮、免疫力増強、血圧低下効果を持つという。

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